海外駐在したい人のための転職・求人情報ブログ

海外駐在員になりたい人のための転職・就活・求人情報ブログです

海外駐在は英語必須?英語が話せなくても大丈夫?

f:id:kaigaichuzai:20170815201711j:plain


今回は海外経験がなかったり、英語がビジネスレベルでなくても海外駐在員になれるのか?という質問にお答えしたいと思います。

海外駐在は英語必須?

一昔前までは海外駐在はエリートコースで、社内で選ばれた人間しか行けないというのが世間大多数の認識でしたが、時代が変わってきています。

何が変わったかと端的に言うと、

  • 日本の経済力が相対的に下がってきた
  • 海外移住する日本人が増えた
  • SNSなどの情報ツールにより、諸外国の人々が自国にいながら外国の情報に触れられるようになってきた

という点です。上記のような要素により、海外駐在の質・要求されるレベルが下がってきたというのではなく、海外駐在で求められる人材が多様化してきたということです。

海外駐在に限らず、現地採用として、現地企業と直接雇用労働契約を結ぶ例も増えてきています。

 

・日本の経済力が相対的に下がってきた

これは日本人として悲しい話ではありますが、事実です。

日本は長い間、物価が上昇しないデフレが続いており、価格高騰を望まない消費者にはデフレは歓迎されるものではありますが、世界的な視点で見れば必ずしも喜ばしいことではありません。

 

一昔前は発展途上国後進国と言われていた東南アジアなどの国は年間5%〜10%モノの価格上昇・インフレが起きています。1年前まで100円で買えていた食べ物が翌年には110円に、翌々年には130円になっている、などというのは全く珍しいことではないのです。

 

言い方を変えてみましょう。

モノの値段が上昇しない=消費者は現在の支出で生活費を賄える=雇用主は従業員の給与を増やさなくても人を雇い続けられる=モノの値段が上昇しない これが日本のサイクル。

 

モノの値段が上昇する=消費者としては現在の支出では生活費を賄えない=賃上げをしないとより給料の高い会社に転職してしまう=雇用主は賃上げを行い人材確保に必死になる=モノの値段が上昇する これがアジアのサイクル。

 

この結果、アジアの国はどんどん経済発展しインフレが続き、賃金水準などが日本に追いつき始めたのです。

 

日本へのインバウンド(外国人旅行者)が年々増加している、とポジティブに報道されることが多いですが、外国の人から見て日本は相対的に「安いコストで行ける旅行先」になっているのです。

 

日本企業もモノの値段が変わらない・人口が減少していく縮小傾向にある日本でビジネスを営むより、需要旺盛でモノの価値が上がり続ける発展途上国にビジネスをシフトさせています。そうすると日本人の海外駐在員が増え、今度はその日本人駐在員をターゲットにしたビジネスが生まれまたそこに駐在員が増える、という具合に駐在員を出す企業・駐在員の数は増えていき、ビジネスフィールドも広がっていっています。

 

・海外移住する日本人が増えた

具体的な数字を示し記載すると長くなる為、割愛しますが、海外移住は富裕層の特権ではなく、ごく普通の日本人も移住しています。これは上で記載したとおり、日本人駐在員向けのビジネスが増え、日本人従業員のニーズが高まっていることも関係します。

 

皆さん、就職活動する際に、自分の強み・弱みなどを自己分析し就職するためにアピールされた経験があるかと思いますが、「日本人であること」、これ自体が自らの強みになる環境が海外にはあるのです。例えば、日本人駐在員向けの不動産仲介業、日本企業向けの携帯電話SIMカード・通信ビジネス、日本食レストランなど、「日本人がいる・日本人とコミュニケーションが取れる」ということに価値が生じる環境(ドメイン)があるのです。

 

大学卒業時の就職活動に就職氷河期が来たため日本で正社員として働く機会を得られなかった人、学歴・職歴にとらわれず新たな環境で挑戦したいと考え海外に移住した人、旅行で行った国が気に入りそこに住むために海外転職をする人など様々ですが、劇的な環境変化に積極的に飛び込んでいく日本人が増えてきているということは頼もしくも感じますね。

 

テレビ番組などでタイなどのアジア諸国の人件費は安く、移住すれば豪華な生活ができるとありますが、これは正しくはありません。

「日本人であるということが強みとなるドメインに移り住み、その強みとして現地相場では高水準な報酬を受け取ることができる結果、日本の庶民的な暮らしより豪華な生活ができる」というのがより実情を捉えた表現でしょう。

 

SNSなどの情報ツールにより、諸外国の人々が自国にいながら外国の情報に触れられるようになってきた

昔の駐在員といえば、商社マンが最も伝統的なものと思います。外国の生の情報が容易に得られない時代に彼らは身1つで海外に飛び込み、現地の商人たちと商談を纏め上げ、日本と海外を繋ぐビジネスをしていました。物理的に距離・商品の偏りがあること、情報通信技術的に外国の人とリアルタイムで情報交換することが難しかった時代に「現地の生きた情報を得る」ことに価値があった時代ですね。

 

それが、技術発展により、物理的な距離・制限を超越できる社会になってきました。インターネットを使えば海外の情報は簡単に入手することができ、ビデオ電話などを通してリアルタイムでやりとりができる時代になりました。

 

遠く離れた国のフレッシュな情報は普遍的にアクセス可能なものとなったのです。外国の情報を容易に得られることになった結果、アジア=汚い・危険といった過去の日本人が抱いていた印象はなくなり、女性の1人旅なども普通に行われるようになってきました。

 

この情報の普遍性により2つのビジネスが外国で拡大します。1つは海外で日本人旅行者をターゲットにしたビジネス、もう1つは日本に旅行へ行ったインバウンド旅行者が発信した情報で日本に興味をもった人をターゲットにするビジネスです。

 

前者の例をあげると日本人が常駐するスパやダイビングスクールなど、後者は日本式温泉や流行の日本食レストランなどです。

 

これまで書いてきた要素を踏まえ要点を纏めると、

  • 今後も海外駐在のポストは増え続ける傾向にあり、
  • 駐在員としてのニーズも多様化し、日本人であること自体が海外で働く強みとなり、
  • 学歴や職歴に縛られないで、自分の興味を軸に働くことが可能

ということです。海外で日本人を相手にビジネスをする駐在員に求められるスキルは日本語でのコミュニケーション能力なので、英語や現地の言葉を流暢に話せることは必須要件でも全くありません。

 

大事なのは、日本人を求めている国・地域を見つける情報収集力と、そこに飛び込む覚悟だけです。

海外駐在員になるには?

私は海外駐在のポジションを得るために、以下の転職サイトやエージェントに登録しました。

特にビズリーチは海外勤務特集が大々的に組まれていることもあり、求人数が多く一番おすすめできます。プロフィールを記載するとヘッドハンターからピンポイントで連絡が来ることも多く、提示される年収も他のサイトより高くて良いです。

ビズリーチ海外勤務求人特集


現地にもエージェントはあるのですが、現地採用ではなく駐在員を狙うなら、日本の転職エージェントに登録する方がオススメです。

人材大手のJACリクルートメントは海外案件が多く、また担当の方も優秀な方が多いです。こちらもビズリーチと並行して登録しておきましょう。

JACリクルートメント:海外転職新規登録フォーム

シンガポールの海外駐在案件一覧(ビズリーチ)。募集中のポジションは?

f:id:kaigaichuzai:20190816123139j:plain


今回はシンガポール海外駐在員ポジションについて。シンガポールにはどんな求人があるのでしょうか。

シンガポールといえば安全、綺麗。教育水準も高いし、家族と一緒に住む国として人気の国の一つです。

周りのシンガポール駐在員に話を聞くと、実際に暮らしの満足度は高く、国土の小ささから飽きてしまう方もいるようですが、飛行機や船で1、2時間もすればタイやマレーシア、またインドネシアなどの離島が近くにあるので、旅行好きな方にはオススメの駐在地です。医療水準も高く、現地で出産する日本人の方も大勢いらっしゃいます。

そんな人気のシンガポールでは、現在どのような求人が出ているのか調べてみました。

今回もビズリーチの海外求人特集をもとにリサーチしています。

海外勤務求人特集

  
シンガポールの駐在員ポジション

求人件数:387件 ※2019年8月現在
うち年収800万円以上:286件
  年収1,000万円以上:184件

シンガポールはかなりの求人数があり、職種やポジションも広め。400件近くあるので、あなたのスキルや希望にピッタリと当てはまる業界や職種の求人がいくつか出ているのではないでしょうか。

シンガポール駐在求人の給与水準に関しては、半数以上が年収800万円以上、と高め。
ただ誰でも働けるわけではなく、VISAを取るためにはある程度の学歴や年収、職歴がないと下りないと聞いています。この辺りは会社にもよると思うので、気になる方は事前に先方の担当者に確認されることをおすすめします。

シンガポールの家賃はかなり高いため、給与とは別に家賃補助があるのか、また教育費のサポートの有無などについても事前に確認する必要があるでしょう。

シンガポール駐在員の求人ポジションの一例

それではシンガポールで実際にどんな求人が出ているのか見てみましょう。

・事業企画
・事業統括
・経営企画
・資材調達
・店舗・FX開発
マーケティング
・広報
・PR
経理
・秘書
・翻訳
・通訳
・建築施工管理
・法人営業、海外営業
・CTO
・CIO
・プロジェクトマネージャー
・戦略コンサルタント
・法務、コンプライアンス
ウェブデザイナー
・UI/UXデザイナー
・ゲームプロデューサー、ディレクター
・SE
・システムコンサルタント
・データサイエンティスト
・法人営業
・商品企画
・リサーチ
・貿易事務


ビズリーチで求人を確認したところ、かなりの職種を網羅しているようです。
実際の求人は以下のページからどなたでもチェックしていただけますが、おそらく何かしらピタっとくる求人があるのでは、と思います。

ただしお給料はピンキリなので、中身は吟味する必要がありそうです。

ビズリーチの求人検索>検索条件を変更する>勤務地 でシンガポールを選択すると、求人が一覧で表示されるので、
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』

タイの海外駐在案件一覧(ビズリーチ)募集中のポジションは?

f:id:kaigaichuzai:20190816123133j:plain


今回はタイの海外駐在員ポジションについて。バンコクチェンマイにはどんな求人があるのでしょうか。

タイといえば日本人が住みやすい国として常に上位に上がる人気国。
特に首都バンコク日本食レストランがいたるところにあり、日本の人気ラーメン店も数多く出店、日本人向けのスーパーやサービスが充実していて、東京で生活するのとなんら変わらない、という駐在員も。

よく心配される医療水準は全く低くなく、むしろバンコクにある外国人御用達のサミティベート病院やバムルンラード病院では各国から医療ツーリズムと称して人々が殺到するほど。毎年数百名の日本人が出産していて、日本語通訳も常時いるので家族連れにも安心です。


シンガポールと違うのは物価の安さ。毎年値上がりしているとはいえ、ローカル食であれば1食100円〜200円程度で食べられます。
不動産価格はピンキリですが、駐在員であれば5万B〜10万B(1B=3〜3.5円)ほどの家に住む方が多いのではないでしょうか。大きさは70〜200平米までさまざま。

そんな人気のタイですが、現在どのような求人が出ているのか調べてみました。

今回もビズリーチの海外求人特集をもとにリサーチしています。

海外勤務求人特集

  
タイの駐在員ポジション

求人件数:353件 ※2019年8月現在
うち年収800万円以上:227件
  年収1,000万円以上:150件

⇨タイでもシンガポールに引けをとらないくらいの求人数が出てきました。
職種やポジションも広め。あなたの経歴や希望条件合う業界や職種の求人がいくつか見つかるのではないでしょうか。

タイの駐在求人の給与水準に関しては、400万〜1000万以上とかなりの差があります。
アジアの担当者としてまずタイに赴任するパターンも多いため、責任ある仕事が多いのもタイ駐在の特徴。
現在も伸び盛りの国なので、活気のある国で働きたい方には合いそうです。

タイ駐在員の求人ポジションの一例

それではタイで実際にどのような求人が出ているのか見てみましょう。

・事業企画
・事業統括
・経営企画
・日本語講師、トレーナー
・コールセンター管理、運営
・アカウントマネージャー(広告)
マーケティング
・建設コンサルタント
経理
・法人営業、海外営業
・プロジェクトマネージャー
・戦略コンサルタント
・法務、コンプライアンス
・工場長
・キャリアコンサルタント
・プラント設計
・WEB広告運用、SEO
・電気技術者
etc.


⇨タイで募集中のポジションは種類が多すぎて上記はまだほんの一部になります。

実際の求人は以下のページからどなたでも見ることができるので、タイ駐在ポジションを狙っている方は一度チェックされると良いかと。

ビズリーチの求人検索>検索条件を変更する>勤務地 で「タイ」を選択すると、求人が一覧で表示されるので、
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』

オーストラリアの海外駐在案件一覧(ビズリーチより)

jobpositioninaustralia

Sydney, Australia


今回はオーストラリアの海外駐在員ポジションについて。
一度は働いてみたいオーストラリア。海も空気も綺麗だし、同じ英語圏でもアメリカやイギリスとはまた違った、ゆったりした空気が流れてそう。

前回はアメリカ・カナダ編をお届けしましたが、今回はオーストラリア編です。

今回もビズリーチの海外求人特集をもとに調べています。

海外勤務求人特集

 

kaigaichuzai.hateblo.jp

 
オーストラリアの駐在員ポジション

求人件数:96件 ※2019年8月現在
うち年収800万円以上:86件
  年収1,000万円以上:72件

⇨オーストラリアもアメリカ・カナダに引けを取らず高い年収の求人が多いですね。
 最近オーストラリアには行っていませんが、なにせ物価がどんどん高くなっているとか。
 10年ほど前に以前シドニーのオペラハウス付近で食べたランチが2,000円以上しましたが、現在は3,000円くらいするのでしょうか。

外食は高いですが、自炊さえできれば生活費はなんとかなりそう。
知り合いの駐在員は現地で車を購入していました。
家族がいれば、週末はドライブしたり、ちょっと足を伸ばしてニュージーランドなどに行くこともできて楽しそうですよね。

オーストラリア駐在員の求人ポジションの一例

それではオーストラリアで実際にどんな求人が出ているのか見てみましょう。

・事業企画
・事業統括
・経営企画
スマートフォンエンジニア
経理
・建築施工管理
・法人営業、海外営業
・CTO
・CIO
・プロジェクトマネージャー
・戦略コンサルタント
・法務、コンプライアンス
・グローバル経営幹部候補
・社内SE
・システムコンサルタント
・インダストリーコンサルタント
マーケティング戦略

アメリカ・カナダに比べると多様性は少ないようです。
大企業を中心としたコーポレートスタッフか、コンサル系、建築関係が多かったです。あとはエンジニア、電力などですね。

勤務場所としてはシドニーメルボルンなどがメインだと思いますが、電力や建築系はちょっと離れた場所になる可能性も。
気になる方はご自身でぜひチェックしてみてください。

オーストラリアの求人は希少性が高いので、良い求人を見つけたらとりあえず話だけでも聞いてみるのが良いかもしれません。

ビズリーチの求人検索>検索条件を変更する>勤務地 でオーストラリアを選択すると、求人が一覧で表示されます。

海外勤務求人特集

アメリカ・カナダの海外駐在案件一覧(ビズリーチより)

f:id:kaigaichuzai:20190816123159j:plain

この記事ではアメリカ・カナダの海外駐在案件をご紹介していきます。

これまでは日本企業で働いているサラリーマンがどうやって転職を通して海外駐在のポストを手に入れたのかを書いてきました。

 

kaigaichuzai.hateblo.jp

 

今回から、実際にどのくらい海外駐在のポジションがあるのか、どんな業種・職種に多いのか、給料はいくらくらいもらえるのかを地域ごとに調べていきたいと思います。

第1回目はアメリカ編です。

ソースはビズリーチの海外勤務求人特集からです。ビズリーチに登録すると誰でも見ることができます(無料)。

海外勤務求人特集


アメリカ・カナダの海外駐在員ポジション

---------------------------------------

ヒット件数:250件

うち年収800万円以上:216件
  年収1,000万円以上:159件
---------------------------------------

⇨やはりアメリカだけあって、半分以上の案件で年収が1,000万円オーバーでした。
アジアだとこうはいきません。

ネイティブとビジネスをするのは英語力に自信がない限り結構ストレスですが、
この年収は魅力的ですね。

ただしアメリカは生活費も高め。家賃や渡航費も負担してもらえるのか、日本へ一時帰国する際の運賃、子供の学費の負担等も事前に確認した方がいいと思います。


アメリカ・カナダ駐在員の募集ポジション一例

コンサルタント
・ITコンサルタント
・エンジニア
・プロダクトマネージャー
・財務スタッフ
・ファンドアナリスト
・事務
・施工管理
・データアナリスト
・新規ビジネス担当
・法務マネージャー
・新規事業担当
・グローバルマネージャー
・コーポレートスタッフ
・資材調達
・物流管理
・店舗空間デザイナー

アメリカ・カナダだけあってどのポジションも網羅的にありました。

企業のスペックとしては総合商社などの大企業から、最近上場した話題のベンチャー企業まで多数。ビズリーチに掲載されているのはほとんどが日系企業でした。

アメリカであれば現地採用枠も山ほどあるだろうし、エンジニアなどの職種は国籍関係なくスキルさえあれば通りそうですが、各種手当(家賃、航空運賃、保険等)やVISAの問題などから、
私なら最初は日系企業の駐在員ポジションで応募すると思います。

勤務場所はニューヨークから南部(メキシコ担当なども!)まで様々なので、実際に気になった求人を見てもらうのが早いかと。
 
ビズリーチの求人検索>検索条件を変更する>勤務地 でアメリカ・カナダを選択すると、求人が一覧で表示されますよ。

会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』

英語が苦手な人のための英文履歴書・職務経歴書の書き方

f:id:kaigaichuzai:20190816123150j:plain



海外就職をする上で、避けて通れない英文レジュメ。近くにネイティブや英語に強い友人がいれば助けてもらえそうですが、悪いなあ……と気を使ってしまう人も多いのでは?

今回は、私が英文の履歴書、職務経歴書を作る上で、これはやって良かった!ということをご紹介していきたいと思います。

①英文レジュメのサンプルを見ながら、自分で一通り書いてみる

まずは元となる文章がないと成り立たないので、サンプルを見ながら、英語で履歴書や職務経歴書を書いてみましょう。

英文レジュメのサンプルはWEB上に多数あり、例えば「営業 英文 職務経歴書」などと検索すれば、自分と親しい業界の英文が出てくると思います。

前回ご紹介したビズリーチの英文レジュメ作成画面を活用して、入力していくのも簡単でオススメです。

kaigaichuzai.hateblo.jp

英文レジュメを書いている暇がない!という方は、オンライン英語添削サービスを活用するのもアリかと。プロが添削してくれるので、安心感がありますね。

オンライン英語添削[アイディー]

②英会話スクール(体験)を賢く活用して、ブラッシュアップしてもらう

次に、自分が書いた英文が本当に正しいのか、もっと効果的な表現方法はないか、プロフェッショナルに見てもらいます。

オススメは、ビジネスに強い英会話スクールを活用すること!

英会話スクールにマンツーマンで通って、授業の中で先生にチェックしてもらうのがベストだと思いますが、日本の英会話スクールはどこも高いので、体験を活用するのがオススメです。

以下に、体験ができる英会話スクールをピックアップしてみました。

English Village

無料体験実施中!【START-UP ENGLISH】

直に先生と顔を合わせて、レジュメを一緒に仕上げていくのが理想ですが、通う時間がない!という方はオンライン英会話を活用してみてください。

多くのオンライン英会話スクールが体験レッスンを提供しているので、レジュメが仕上がった後は面接対策でも使えます!

ジオスオンライン<<初回無料体験>>レッスン

オンライン英会話ネイティブキャンプ

 

学校選びや先生選びで気をつけたいのは、必ずビジネス経験がある英語の先生に見てもらうこと。できれば、自分と親しい業界で働いていた人がベストです。そして、可能であれば複数の先生にチェックしてもらうことをオススメします。

 

 

英文履歴書・職務経歴書の作成はビズリーチのテンプレートが使える

f:id:kaigaichuzai:20170920181212j:plain


今回は英文履歴書、職務経歴書について。

日本語の履歴書、職務経歴書のテンプレートやオンライン上で管理できるサイトは多数ありますが、英文となるとかなり限られてきます。

今回紹介するビズリーチは「海外転職」を押しているだけあり、ビズリーチのサイト上で和文の履歴書、職務経歴書に加え、英文履歴書、職務経歴書も管理することができます。

ビズリーチで英文履歴書・職務経歴書を作成するメリット 

フォーマットに沿って入力するだけでOK!

サイト上の項目に沿って英語で入力していくだけなので、英文履歴書、職務経歴書を初めて書く方にとってはかなり使いやすい作りだと思います。ボタンひとつでPDF化&ダウンロードできるので、わざわざWordのテンプレートをダウンロードして、上書きして、PDF化する……という作業の手間が省けます。マイページ上で管理するので、外出中もネット回線さえあればいつでもどこでも編集・出力できる点も魅力的です。

他のサイトに比べて圧倒的に使いやすい

昔はビズリーチも、和文⇔英文履歴書ごとにいちいちタブを切り替えて入力する必要があったのですが、今は和文も英文も一画面で同時に入力できる仕様になりました(和文を見ながら、英文を打ち込むことが可能)。

また、以前はPDF化したときに「Biz Reach」のロゴが入っているのが嫌で、わざわざWordに書きだしたりしていたのですが、その仕様も改善され、今はロゴなしで出力できるようになっています。

改行や文字の見出しの調整も自動でやってくれるので、一から履歴書、職務経歴書を作るよりも圧倒的に手間が省け、綺麗な書類が出来上がります。


ビズリーチのサイトは求人に応募せずとも、無料で和・英文の履歴書、職務経歴書のオンライン管理ができるので、履歴書、職務経歴書のテンプレートを探されている方は、ぜひチェックされることをオススメします!

ビズリーチ公式サイト:https://www.bizreach.jp

 

海外転職の流れ(エージェントへ登録〜面接〜内定まで)

f:id:kaigaichuzai:20170815201711j:plain

今回は日本から海外への転職の流れについて、私の体験談をもとに記述していきます。


①海外求人に強い転職サイト・エージェントへ登録する

海外で働くには、現地採用と海外駐在の2パターンがあります。

既に働きたい国が決まっていて、絶対に現地採用が良い!という場合は現地のエージェントに登録するのが手っ取り早いですが、国が決まっていなかったり、各種手当やお給料をある程度望むなら、駐在枠で入社することをオススメします。

海外求人に強いエージェントについては、前回の記事を参考にしてください。

kaigaichuzai.hateblo.jp

 

②エージェントとの面談

転職エージェントに登録後、ほどなくしてコンサルタントから面談依頼のメールが来ます。登録時は社名や希望年収など簡単な情報のみでOKな場合がほとんどですが、面談までに履歴書、職務経歴書を仕上げておいたほうが、会話がスムーズに進むのでオススメです。また、メールのやり取りの際に海外駐在を希望している旨をハッキリと伝えましょう(事前に希望業界で海外求人があるかどうか調べてくれる場合があります)。

面談は対面とSkypeの場合があります。

 

③応募企業へ書類提出

面談後、エージェントから求人票が何通か送られてきます(対面での面談の場合はその場で求人票を見せてくれることも)。気になる会社やポジションがある場合は、応募したい旨を伝えましょう。

応募先が外資系企業や担当者が外国人の場合は、英文履歴書・職務経歴書を求められることがほとんどです。後ほどブログにも書きますが、英文履歴書のWEB管理は無料で使えるビズリーチがオススメです。もちろん和文履歴書の管理もでき、ネット回線があればどこからでも編集/ダウンロードができます。

ビズリーチ公式サイト:https://www.bizreach.jp


④応募企業との面接

書類が通ったら、いよいよ面談です。面談の日程は基本、間に入るエージェントが調整します。駐在員採用の場合は日本国内のみで面接が完結する場合もありますが、海外の現地担当者とSkypeで面接することも考えられます。たまにタイミングよく相手の日本出張が入り、国内で面談できたりする場合もあるのですが…。

Skype IDがない人は、面談までに取得し、IDをエージェントに伝えておきましょう。海外と面接する場合は時差があるので、時間を間違えないように注意してください。

 

⑤内定後迷ったら…現地へ視察に行ってみよう

何回か面接を繰り返した後に、内定が出ます。経験上、海外と面談する場合は最初から決定権のある人と話す場合が多く、1〜2回程度で合否が出ることもありました。

何社か内定を取って悩んだ場合は、お金と時間がかかりますが、実際に現地に赴き、視察してみることをオススメします。

私も以前3ヶ国で転職活動をしたことがあり、迷っている旨を内定先の担当者に伝えたところ、飛行機代はこっちで持つから、実際に見に来てみなよ、と有り難いお言葉をいただきました。それまではその会社が第一希望だったのですが、実際に渡航してみて、この環境に住むのは無理だな……と辞退するに至りました。今となっては、あの時自分の目で街を見てみて本当に良かったなと思っています。

海外就職は日本と違って生活環境が整っていなかったり、国によって自分と合う/合わないがあったり、思わぬ所でストレスがかかったりするので、自分の目で確かめてみることが大切だと感じています。

 

⑥VISA取得、引っ越し、仕事開始

就職先が決まったら、具体的な業務開始日を決めていきます。国によってVISAを取るための必要日数や難易度、必要書類などが異なりますが、だいたい2〜3ヶ月後が多いように思います。

内定時に契約書を結ぶと思いますが、その際に渡航時の飛行機代、引越し代、家が決まるまでのホテル代、家賃、保険等について確認するようにしましょう。

海外転職を叶えるために登録しておきたい人材エージェント4選

近年ますます重要視されている、世界で活躍する「グローバル人材」の存在。今回は、私が海外転職(駐在員採用)をした際に使って良かった人材エージェント・求人サイトをご紹介します。

①ビズリーチ

f:id:kaigaichuzai:20170811232632p:plain

優先度:★★★★★

「海外勤務」を全面に押し出している求人サイトのビズリーチ。近年の国際化の流れに伴い、海外求人の数が年々多くなってきました。わざわざエージェントのオフィスに出向かなくても、WEB上で簡単に海外求人をチェックできるのが◎。気に入った求人があれば、ボタン一つで応募することが可能です。かくいう私もビズリーチ経由で海外就職活動&内定をゲットしました。海外転職を考えている方は、どの国にどういった求人があるのか、まずはビズリーチで調べてみることをオススメします。

公式サイト:https://www.bizreach.jp

リクルートエージェント

f:id:kaigaichuzai:20170811232920p:plain

優先度:★★★★

人材エージェントといえばリクルートエージェント、といっても過言ではないほど、ブランド力の高いリクルート。大手企業を中心に「とりあえずリクルートに求人を出しておこう」と考える企業は多いので、求人数は圧倒的です。個人的に、海外転職や外資系企業に強いのは後述するJACリクルートメントに軍配が上がりますが、両社ともに扱っている求人が異なるので、とりあえずどちらにも登録されることをオススメします。

公式サイト:【リクルートエージェント】

JACリクルートメント

f:id:kaigaichuzai:20170811233040p:plain

優先度:★★★★

外資系転職・海外求人といったらJACリクルートメント。私も最初の転職のときは、JACリクルートメントのお世話になりました。海外にも支店があり、外資系企業や海外求人を多く取り扱っています。JACは他の人材エージェントとは異なり、1人のコンサルタントが転職希望者と企業の間に立ち、企業から得た情報を直接共有してくれるので、スピーディーかつ精度の高い情報を得ることができます(他社だと、求人担当と企業担当が分かれているケースがほとんどです)。各コンサルタントは担当する業界事情に精通しており、面談では業界の最新情報や企業動向を得ることができました。JACは求人数自体は少ないかもしれませんが、優秀なコンサルタントの方が多く、毎回自分に合った企業を紹介してくれます。

公式サイトhttps://www.jac-recruitment.jp

④パソナキャリア

f:id:kaigaichuzai:20170811233303p:plain

優先度:★★★

意外と近年海外就職に力を入れているのがパソナ。以前は女性のための人材サービス会社、といったイメージでしたが、パソナのサイトではグローバル求人検索ができたり、台湾、香港、シンガポール、アメリカ、インド、カナダ、韓国、ベトナムインドネシア、中国、マレーシア、タイの現地情報を得ることができます。また、日本で頻繁に「海外就職フェア」をやっているので、登録しておいてソンはないでしょう。私も以前パソナに登録し、コンサルタントの方と面談後、実際に求人を紹介してもらったことがあるのですが、対応が丁寧で非常に好感が持てました。

公式サイト:http://www.pasonacareer.jp/


海外就職の場合、各エージェントによって扱っている求人や強い業界、国が異なるケースが多いので、まずは上記4つを抑えておくことをオススメします。時間がない方はぜひ優先度が高いところから登録してみてください。

ビズリーチで海外求人を探してみよう

今回は具体的にビズリーチ(BIZREACH)使った海外求人の探し方をお伝えします。
これから駐在員として働きたい人、海外就職を目指している人はぜひ参考にしてください。

①ビズリーチのアカウントを作る(無料)

ほとんどの転職サイトがそうですが、ビズリーチで海外求人を探す場合も、会員登録をする必要があります。1分ほどでアカウントが作れるので、まずは作成してみましょう。この段階で職歴などの細かい情報を登録する必要はありません。

▼ビズリーチ公式サイト
https://www.bizreach.jp

② 希望の勤務地を入力する

ログイン後、求人検索のタブをクリックし、勤務地を選びます。
特定の職種、業種の希望がある方は一緒に選択できますが、表示される求人数が少なくなる可能性があるため、まずは勤務地のみで絞ってみることをオススメします。

f:id:kaigaichuzai:20170810220351j:plain

海外にチェックを入れ、希望の国がある場合は指定します。

現在選べるのは、中国、韓国、香港、シンガポール、アメリカ・カナダ、オーストラリア、その他アジア(タイ・インドネシア等)、ヨーロッパ(イギリス、ドイツ、フランス等)のみ。

希望の国がない場合は「その他海外」を指定するか、キーワード欄で国名を入れてみましょう。

f:id:kaigaichuzai:20170810220353j:plain

チェック項目を保存し、「検索」ボタンを押すと、希望の国の求人が一覧で出てきます。

ニッチな国の場合は求人数が絞られますが、シンガポールやアメリカなど人気のある国の場合はたくさん求人が表示され全てをチェックしきれない場合があるので、検索欄に戻り業界、職種、希望年収など、細かい項目を入れてもう一回検索してみてください。

特定の希望する都市がある場合は、キーワード欄に入力しましょう(バンコク、クアラルンプールなど)

③希望の海外求人が見つかった場合は…

求人自体はStep①〜②で確認できますが、求人に応募するには、ビズリーチ上で職務経歴書の作成が必要です。

職務経歴書の作成は時間がかかるかと思うので、まずは海外求人の傾向や職務内容をチェックするために、ビズリーチ上の求人をのぞいてみることをオススメします。

▼ビズリーチ公式サイト
https://www.bizreach.jp